正直、活用イメージも湧かないまま、キャンプデビューと共に購入した「フィールドラック」。
それから4年が経ちましたが、現在もまだまだ現役活躍中で、必ず持っていくキャンプ道具。
ちなみに現在、6個のフィールドラックを所有しています。
今回は、ユニフレーム(UNIFLAME)の「フィールドラック」について、4年使って感じた6つの特徴と注意点を紹介したいと思います。
目次(気になる項目をクリック)
基本情報
比較:ユニフレーム・キャンピングムーン・HIBARI
先発の「ユニフレーム」に続き、「キャンピングムーン」、「HIBARI」のフィールドラックが現在販売中。
基本的な製品スペックを比較表にして、まとめました。
ユニフレーム | キャンピングムーン | HIBARI | |
---|---|---|---|
使用サイズ (cm) | 60×35 23(高さ) | 60×35 23(高さ) | 60×35 23(高さ) |
収納サイズ (cm) | 60×35 1(厚さ) | 60×35 2.3(厚さ) | 60×35 1(厚さ) |
材質 | カチオンメッキ | メッキ | カチオンメッキ |
重量 | 1.7kg | 2.15kg | 1.8kg |
耐荷重 | 30kg | 30kg | 30kg |
カラー ※ネット販売色 | ブラック オリーブグレー | ブラック オリーブグレー レッド オールステンレス | ブラック |
価格 | 約4,500円 | 約3,000円 | 約3,000円 |
公表されている製品スペックとコスパを考えると、HIBARI製もなかなか魅力的。
これまで我が家が4年間使い込んできたのは、ユニフレーム製です。
実際の販売価格は以下を参考にどうぞ。
持ち運び袋や天板など、様々なセットで販売されています。
◾︎ユニフレーム
◾︎キャンピングムーン
◾︎HIBARI
6つの特徴
特徴① 何でも乗せられる
頑丈な造り&程よいサイズ感なので大体のものは、なんでも置ける。
確実に耐荷重オーバーなクーラーボックス(51ℓサイズ)もよく乗せていますが、足が歪んでしまうこともなく問題なし。
ツーバーナーやコンテナBOX(THOR)、頑丈BOX(無印)も収まるちょうど良いサイズ感。
特徴② 使い方・レイアウトは色々
1つ1つスタッキングができるので、あらゆるシーンに合わせた使い方ができる。
例えば、3段重ねの上にツーバーナー。
スタッキングしても、グラつくことなく安定感があるので、安心して使用できる。
下段には食器を置いたり、調理器具を置いたり。
格子状になっているので、洗い物後の濡れた食器置き場としても使いやすい。
ちなみに、スタッキングの際に使用するコンプレッションベルト(別売)もありますが、なくても安定感があるので、使用していません。
THORのコンテナBOXと組み合わせた使い方もオススメ。
持ち運び用の収納BOXをそのまま設置できるので、設置も撤収もあっという間。
その他にも、真ん中に橋をかけるようにスタッキングしたり、バリエーションは無限大。
ちょっとした仕事スペースなんかにもできる。
スタッキングをしなくても、使い方は色々。
収納BOXや荷物を乗せるだけでなく、薪スタンド代わりにもなるし、サイドテーブルとしても使いやすい。
片手で気軽に持ち運びできるので、使いたいときにサッと移動させて好きな場所に設置できる。
撤収日はメインテーブルを早めに車内にお片づけ。
フィールドラックを1つ残して、チェックアウト時間までゆっくり過ごしています。
メインテーブルが残っていると最後の片付けが大変ですが、フィールドラック1枚なら片付けも楽々。
特徴③ なかなか壊れない
購入してから4年経ちましたが、壊れることなく、まだまだ現役で活躍している我が家のフィールドラック。
耐荷重を超える負荷をかけてきたはずですが、それでも壊れない頑丈な造り。
51ℓサイズのクーラーボックスに、更に子供が飛び乗ってフィールドラックに負荷をかけているのですが…
販売元のユニフレームから公表されている耐荷重は「約30kg」ですが、やや控えめの数値なのでは?と勝手に推測中。
ユニフレーム | キャンピングムーン | HIBARI | |
---|---|---|---|
耐荷重 | 30kg | 30kg | 30kg |
その他にもユニフレーム製のキャンプ道具をいくつか使用していますが、どれも耐久性のある高品質なものが多い印象。
子供たちが思わぬ負荷をかけ続いていますが、それでも壊れることなく頑張ってくれています。
創業30年以上の歴史のある信頼できるアウトドアメーカーさんです。
特徴④ コンパクトに持ち運べる
タフな頑丈な造りにも関わらず、収納時の厚みはわずか1cm。
綺麗に重ねて収納することができるので、6枚束ねても厚みは8cm程度。
コンパクトに持ち運び可能で、隙間スペースに積載しやすい。
ユニフレーム | キャンピングムーン | HIBARI | |
---|---|---|---|
使用サイズ (cm) | 60×35 23(高さ) | 60×35 23(高さ) | 60×35 23(高さ) |
収納サイズ (cm) | 60×35 1(厚さ) | 60×35 2.3(厚さ) | 60×35 1(厚さ) |
特に荷物の多いファミキャンでは、積載に困るケースも多いので結構重要なポイント。
特徴⑤ お手入れ簡単でサビない
木製ラックに比べて、濡れても染み込むことがなく、お手入れが簡単。
カチオンメッキを採用しているので、サビにくく、基本的には地面に接地している脚の部分を4箇所サッと拭きとる程度で問題なし。
面倒くさがって、拭かずに片付けてしまうこともしばしばですが、4年使っててもサビがみられません。
特徴⑥ カスタム品が充実
定番の人気商品ともあって、カスタム品が充実。
なかでも天板は持っておくと、非常に便利なアイテム。
我が家は適当にホームセンターの板を買って、やすりをかけて、塗料で塗りました。
格子状になっているので、足のある道具や細かなサイズのものを乗せる場合には必須。
市販されている天板の素材は、ウッド、ステンレス、カーボンなどバリエーション豊富。
その他にもハーフサイズ、連結用の天板など種類も様々。
コーナーエクステンションがあれば、囲炉裏テーブルのような使い方もできる。
メッシュBOXがあれば、虫除け対策にもなるし、子供に荒らされたくないものを入れておくと安心。
CAMPGEEKでは、ラックを切断加工して、フラットバーナー(スノーピーク)をセットできる商品も販売。
現在もユニフレーム以外のショップから、続々と新しい関連アイテムが出てきており、日に日にフィールドラックの汎用性が高まっています。
3つの注意点
注意点① 組み立てに力がいる
組み立ての工程はシンプルで簡単なのですが、少し力が必要。
慣れてしまえば、そうでもないような気がしますが、最初は少し苦戦するかもしれません。
注意点② 重い
1枚あたりの重量はそうでもないのですが、枚数が増えてくるとなかなかの重量感。
ユニフレーム | キャンピングムーン | HIBARI | |
---|---|---|---|
1個 | 1.7kg | 2.15kg | 1.8kg |
2個 | 3.4kg | 4.3kg | 3.6kg |
3個 | 5.1kg | 6.45kg | 5.4kg |
4個 | 6.8kg | 8.6kg | 7.2kg |
5個 | 8.5kg | 10.75kg | 9.0kg |
一見そこまで重そうに見えないのですが、持ってみるとしっかり重さがあります
適当に自作した袋に入れて、持ち運んでいますが、肩にかかる重圧はなかなかのもの。
ユニフレームの持ち運び袋は別売で販売中。
albatre(アルバートル)のマルチギアコンテナもちょうど良いサイズ感。
注意点③ 高い
複数揃えていくことになると、なかなかのお値段になってくる。
1つでも十分使い勝手が良いのですが、複数ある方がもちろん便利。
ユニフレーム | キャンピングムーン | HIBARI | |
---|---|---|---|
1個 | 約4,500円 | 約3,000円 | 約3,000円 |
2個 | 約9,000円 | 約6,000円 | 約6,000円 |
3個 | 約13,500円 | 約9,000円 | 約9,000円 |
4個 | 約18,000円 | 約12,000円 | 約12,000円 |
5個 | 約22,500円 | 約15,000円 | 約15,000円 |
こうなってくると、やはりお手心価格の後発品も魅力的。
持ち運び袋や天板など、様々なセットで販売されているので、購入の際は要チェックです。
◾︎ユニフレーム
◾︎キャンピングムーン
◾︎HIBARI
最後に
4年前に何気なく購入した「フィールドラック」ですが、今ではなくてはならない我が家の必需品。
これまで数々のキャンプ道具を買い替えてきましたが、そんな中でもフィールドラックは使い勝手が良く、4年間の全キャンプで活躍中。
複数揃えていくと、それなりのお値段にはなりますが、耐久性があって飽きのこないデザインなので、長い目で見ればコスパの良い商品だと思います。
以上、ユニフレーム(UNIFLAME)の「フィールドラック」について、4年使って感じた6つの特徴と注意点の紹介でした。
キャンプで使えるラックが欲しい!
でも実際には、どんな使い方が出来るんだろう…
何個あったらいいのだろう…