そんな半信半疑で購入したマックワンタープ。
ただ実際に使ってみると、タープの性能は評判通りで、タープ下が超快適空間に劇変。
夏は涼しく、意外にも秋冬は暖かく過ごすことのできるタープで気に入って使っています。
今回はMacOutdoorのヘキサタープ「マックワン」について、使って感じた5つの特徴と注意点を紹介したいと思います。
目次(気になる項目をクリック)
基本情報
マックアウトドアって?
2008年、テント用のグランドシート専門メーカーとして韓国で創業しました。
出典:Eight
商品企画から製造までを一貫して韓国のMacOutdoor本社にて行っており、グランドシート・ウレタン窓の製造に加え、2020年からは日本向け商品としてMacOneタープの製造にも力を入れています
マックワンの種類
マックワンはヘキサタープが3種類、レクタタープが1種類で、計4種類。
ほとんどスペックは変わらず、違いはサイズと重量、価格。
商品名 (会社名) | ヘキサ Sサイズ | ヘキサ Mサイズ | ヘキサ Lサイズ | レクタ Lサイズ |
サイズ | 350×450cm | 460×450cm | 520×550cm | 440×440cm |
重量 | 不明 | 3kg | 4kg | 4kg |
素材 | P150DTY (リップストップ) | 〃 | 〃 | 〃 |
遮熱性 | UVカット99%以上 ブラックコーティング | 〃 | 〃 | 〃 |
耐水圧 | 10,000mm以上 DWR撥水コーティング | 〃 | 〃 | 〃 |
付属品 | 収納袋(タープ) 収納袋(ガイロープ) ガイロープ 自在金具 | 〃 | 〃 | 〃 |
定価 | 不明 | 52,745円 〜 62,535円 | 62,535円 〜 68,640円 | 62,535円 |
Sサイズは埼玉県富士見市にあるキャンプヒルズ別注の限定商品です
幕男との違いは?
「幕男(まくお)」というのは、「The Arth」と「URBAN FOREST(アーバンフォレスト)」のコラボタープ。
MacOutdoorの「マックワン」とスペックが似ているので、よく比較検討されるタープです。
商品名 (会社名) | 幕男 | マックワン ヘキサM | マックワン ヘキサ L |
サイズ | 500×420cm | 460×450cm | 520×550cm |
重量 | 4.6kg | 3kg | 4kg |
素材 | リップストップ | P150DTY (リップストップ) | 〃 |
遮熱性 | 遮光ピグメントPU | UVカット99%以上 ブラックコーティング | 〃 |
耐水圧 | 5,000mm DWR加工 シームテープ処理 | 10,000mm以上 DWR撥水コーティング | 〃 |
付属品 | 収納袋(タープ) 収納袋(ガイロープ) ガイロープ 自在金具 | 〃 | 〃 |
定価 | 53,350円 | 52,745円 〜 62,535円 | 62,535円 〜 68,640円 |
我が家は、サイズの大きいマックワンの「Lサイズ」を選びました
マックワンの購入方法は?
人気があって品薄になっているので、欲しくてもなかなか手に入りにくいタープ。
ネットでは、なかなかのプレミアム価格になっています。
定価で購入できるのは、日本正規代理店「エイト」もしくは一部のアウトドアショップ。
現時点では全国36店舗で取り扱いがあるようです(2023.1月現在)
一時は高騰していた転売価格も、最近では少し落ち着いてきた印象です(メルカリ商品ページ)
5つの特徴
特徴① 遮光性に優れ、影が濃い
内側にブラックコーティングが施されたマックワンのタープ下は真夏でも快適。
遮光性に優れていて、他のタープに比べて、濃い影を造るのが特徴。
UVカットも99%以上なので、日焼けも最小限に済みます。
快適なタープ下空間には、自然と子供たちも集まってきます。
夏キャンプでは、子供たちの熱中症対策にもなリます
特徴② 張り姿が美しい
曲線を描くシルエットが、なんとも美しいヘキサタープ。
せっかくのシルエットなので、シワを入れずにピン張りしたいところ。
ペグダウンはだいたい以下の箇所。
四隅はタープの中心からラインがズレないようにペグダウン。
タープポールは、Viaggio+のポールを280cmで使用しています。
特徴③ 雨風に強い
10,000mm以上の耐水圧は、他タープと比較しても圧倒的なスペック。
DWR撥水コーティングを施すことによって、生地の表面張力を下げ、水をしっかり弾いてくれます。
タープの生地が水分を含まず、水滴となって転がり落ちる様子は、なかなか快感です。(下記リンク先を参照)
生地が水分を含まないので、タープが重くならず、風にも強い印象です
特徴④ 難燃素材で冬も暖かい
タープ下でも焚き火がしやすい難燃素材。
焚き火の暖かい空気がタープ内側に反射して、タープ下に暖かい空気が循環。
夏だけでなく、秋冬キャンプでも内側のブラックコーティングが活躍してくれます。
難燃素材でも穴が開かない訳ではないので、油断は禁物です
特徴⑤ 耐久性も抜群
「rip(裂ける)」「stop(止める)」という意味合いの通り、耐久性の高いリップストップ素材。
リップストップナイロンを格子状に縫い込んでおり、軽くて丈夫な生地になっています。
破れたりほつれたりといった劣化もおこりくく、雨風で負荷のかかっても安心して利用できます
2つの注意点
注意点① 収納袋が小さい
収納袋がぴったりサイズなので、適当に畳むと袋に入らないので注意。
逆に入ってしまえば、かなりコンパクトで車の隙間に積み込みやすい感じ。
畳み方は手順通りに進めていくのがポイント。
公式でアップされている収納方法動画が参考になります。(下記リンク先を参照)
注意点② ガイロープの取り外し
設営撤収のたびにガイロープの取り外しをするのは結構面倒。
ガイロープを付けたままタープを収納することは出来ないので、毎回取り外しする必要があります。
ただカラビナを使えば、ガイロープの取り外しも簡単。
ガイロープの袋は少し余裕があり、カラビナとロープを繋いだままでも一緒に入るので、お勧めです。
三角のカラビナも人気で、使っている方が多い印象です。
最後に
最初は半信半疑だったマックワンタープですが、実際に使ってみて、その性能の高さをしっかり実感。
今では、マックワンのタープなしでの夏キャンプは考えらないほど必需品になっています。
なかなか入手が難しいタープでしたが、最近ではフリマサイトでも価格が安定してきた印象。(メルカリ商品ページ)
これから徐々に入手しやすくなっていくのかもしれません。
以上、「マックワン」について、使って感じた5つの特徴と注意点を紹介したいと思います。
真夏も涼しく快適にキャンプがしたい!
でもタープでそんなに変わるのかな…