半年前に奮発して購入した「アポロンT/C」。
とても高価なテントなので、当初は購入を一旦見送っていましたが、その後の再販お知らせメールに我慢しきれず購入することになりました。
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購入した「アポロンT/C(Ogawa×Orange別注モデル)」は、通常のアポロンT/C、人気モデルのアポロンと形状・サイズは同じ。
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今回は「アポロンT/C」について、5人家族で使って感じた5つの特徴と注意点を紹介したいと思います。
「アポロン(Apollon)」シリーズのテント購入に迷っている方の参考になれば幸いです。
基本情報
「アポロンT/C (別注モデル)」と「アポロン」の基本情報を並べて比較してみました。
商品名 | アポロンT/C (別注モデル) | アポロン |
重量 | 34.6kg | 23.0kg |
素材 | ▪️フライ:T/C ▪️インナーテント:ポリエステル68d ▪️グランドシート:ポリエステル210d ▪️ルーフフライ:ポリエステル75d ▪️メインポール:アルミφ19mm×4 ▪️リッジポール:アルミφ14.5mm×3 | ▪️フライ:ポリエステル210d ▪️インナーテント:ポリエステル68d ▪️グランドシート:ポリエステル210d ▪️ルーフフライ:ポリエステル75d ▪️メインポール:アルミφ19mm×2、φ17.5mm×2 ▪️リッジポール:アルミφ14.5mm×3 |
収納サイズ | 80cm×45cm×35cm 80cm×45cm×15cm | 80cm x 45cm x 35cm |
付属品 | 張り網、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋 | 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、収納袋 |
製造販売元 | 製造元:アウトドアショップOrange 販売元:キャンパルジャパン株式会社 | キャンパルジャパン株式会社 |
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◼︎アポロンT/C
※現在、別注モデルの販売はありません
◼︎アポロン
5つの特徴
特徴① 4〜5人で利用出来る
テントのサイズ感は以下の通りです。
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5人用インナーテントの床面サイズは300cm×210cm。
ダブルベッド(140cm×195cm)を2つ置いても余裕があるくらいのスペースがあるので、子連れのファミリーキャンプであれば広々使えると思います。
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インナーテントを設置した場合、リビングスペースの床面積は320cm×225cm。
使ってみるまでは少し狭いかも…と心配していましたが、実際にキャンプ道具をテント内に設置してみると、ちょうどいいサイズ感でした。
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最近ではテントへの油はねを防ぐために、レンジガードを設置しています。
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特徴② 設営がスムーズ
アポロンは左右対称で、どちらにもインナーテントの取り付けが出来るテント。
我が家は設営を始める前に「どっちが入口?、どの向きに設営しようか?」と結構な時間がかかってしまうのですが、とりあえず設営してから考えればいいので、スムーズに設営をスタートすることが出来ます。
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左右対称なので比較的、設営手順に迷うこともありません。
我が家の設営流れ
- テントを広げて、テント端の2箇所をペグで仮止め
- ポールを4本通して、中央2本のポールにピンを差し込む
- テントを立ち上げて❶の反対側2箇所をペグダウン
- 残りの両サイドのポールにもピンも差し込む
- その後は適当に(ポール、フライシート、インナーテント、各箇所のフックの取り付け、ペグダウン、張り網の設置)
※正式な設営方法は取扱説明書をご確認ください
特徴③ オールシーズン対応
「アポロンT/C」は以下の3つの特徴があるので、年中快適に使えるテントだと思います。
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年中快適に使える理由
- ポリコットン素材(日差しを遮り濃い影を作る、暖かい空気を逃しにくい)
- 全面メッシュ、フルオープンに出来る(空気がこもらない、風通しが良い)
- スカートがある(隙間から冷たい風が入ってこない)
特徴④ メッシュが優秀
我が家がこれまで使ってきたテントと比べて、メッシュ越しの見え方がかなり綺麗。
それはメッシュの存在を感じさせないほどで、メッシュが閉まっていることに気付かずに、インナーテントの出入りをしようとした経験が何度もあります。
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これはOgawaのテント全てに言えることなのかもしれません。
メッシュにしていても外の景色が綺麗に見えるので、テント内にいても開放的な空間に感じます。
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逆にテント外からの視線が気になる場合には、テント生地を巻き上げてしまうのではなく、写真のようにしてみるとプライベート空間が作りやすいかもしれません。
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これにはパーフェクトバンジーが役立っています。
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パーフェクトバンジーは薪を束ねたり、荷物を固定したり、何かと使い勝手が良いです。
特徴⑤ 使い勝手が良い
そもそも使い勝手の良いツールームタイプのテントですが、シェルターとしても使えたり、使い勝手の良さも「アポロンT/C」の魅力。
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天井にはランタンなどを引っ掛けられるフックが付いていたり、スタンディングテープが邪魔にならないように仕舞い込むポケットが付いていたり、細かなところまで気の利いたテント。
天井にセンターポールが1本通っていることで、BAREBONESのランタンも設置しやすく個人的には気にいっています。
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2つの注意点
注意点① 力を入れすぎない
設営工程の中で唯一大変だと思うのが、◯印箇所のピンをポールにはめ込む作業。
逆にこの序盤の設営工程さえ終われば、だいぶ気持ちが楽になるのですが、初回設営時は生地が伸びていないので、この作業に苦労しました。
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この工程のポイントは、以下の2点。
設営ポイント
- ラダーロックを緩めること
- それでも難しそうならスタンディングテープ(赤線部分)を外す
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我が家でもスタンディングテープを外して設営することが多く、ポールにピンをはめ込んでから、スタンディングテープを再装着しています。
無理に力を加え過ぎてしまうと、折れてしまうこともあるようなので、ここの工程だけは注意が必要です。
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注意点② 雨天時の利用
アポロンは雨が溜まりやすいという口コミを見たことがあったので、雨天時の利用を心配していましたが、特に問題なしでした。
ルーフフライのサイドにあるループからガイロープを張っておけば、雨が溜まるようなことはなく、うまく流れていきます。
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普段から常に取り付けておく必要はないので、我が家では必要なときだけ、カラビナで設置しています。
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実はその他の全てのガイロープもカラビナで設置しています。
カラビナであれば簡単に取り外しが出来るので、収納するときにロープが湿っていたり、汚れていても大丈夫です。
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ガイロープはお気に入りのタフコードに切り替えて使っています。
またアポロンT/Cは名前の通り、ポリコットン素材なので、しっかり乾燥撤収をしておきたいところ。
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カビが生えてしまったら悲しいので、乾燥撤収後の自宅保管時もしっかりと湿気対策をしておくと安心です。
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最後に
高価なテントなので当初は購入を一旦見送っていましたが、結果的には購入して良かったと思えるテント。
使い勝手の良いポリコットン素材のツールームテントは、年中快適にキャンプを楽しみたいファミリーキャンプにおすすめ出来るテントだと思います。
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以上、「アポロンT/C」について、5人家族で使って感じた5つの特徴と注意点の紹介でした。
参考:リビングスペースに置いているもの