キャンプを始めたばかりの当時、全然分からなかったペグの選び方。
こんな感じで鍛造ペグと合わせて、とりあえずチタンペグも購入していました。
それからチタンペグや色んなペグを使ってきて、4年が経過。
最初から全部チタンペグで揃えておけば良かった…
と今では思うほど、チタンペグ「Boundless Voyage」に満足しています。
今回はチタンペグ「Boundless Voyage」について、4年使って感じた5つの特徴と注意点を紹介したいと思います。
基本情報
我が家では24cmタイプのものを使っていますが、その他にも20cm、30cmタイプも販売されています。
Mサイズ以上では、ペグの太さ直径が8mmとなっています。
5つの特徴
特徴① 曲がらない
これまで4年間、数え切れないくらい使っていますが、曲がることなく真っ直ぐな形状を維持しています。
並べてみたところ、隙間なく綺麗に並びました。
一方、我が家で2年使っている鍛造ペグはこんな感じが多数。
鍛造ペグも簡単には曲がらないと思っていましたが、所有している半分くらいのペグは曲がってしまっています。
曲がってしまうと、硬い地面には打ち込めないし、無理にやると手を怪我しそうになるので、残念ながら戦力外。
曲がらない!というのはペグ選びにとって重要なポイントだと思います。
チタンペグ「Boundless Voyage」であれば、硬い地面のペグダウンも楽々です。
特徴② 軽い
軽さもチタンペグの魅力の1つ。
持ち運びも取り扱いもしやすい!
我が家で使っている鍛造ペグ(18cm)と重さを比較してみました。
鍛造ペグ エリッゼステーク | チタンペグ Boundless Voyage | チタンペグ Boundless Voyage | |
---|---|---|---|
長さ | 18cm | 20cm | 24cm |
1本 | 77g | 38.5g | 57.8g |
10本 | 770g | 385g | 578g |
20本 | 1,540g | 770g | 1,156g |
30本 | 2,310g | 1,155g | 1,734g |
「チタンペグ(20cm)×2本」と「鍛造ペグ(18cm)×1本」が同じ重量なので、本数が増えていくほどに総重量にも開きが出てきます。
ここにペグハンマー等の重さも乗ってくるので、実際に持ち運びをすると結構な重量を感じます。
特徴③ サビにくい
正直、お手入れが得意ではない我が家ですが、4年使ってもこの状態。
土が付きっぱなしだったので、写真を撮る前にタオルで軽く拭きました…
一方、2年使っている鍛造ペグはこんな感じ。
やっぱりチタンペグはサビにくい!と思います。
ペグの劣化も少ないチタンペグは、長期に使用することが出来ると思います。
特徴④ 経済的
チタンペグ1本あたりの価格は高いですが、買い替えの必要がなく、長期に使用できることを考えれば、結果的に安上がりになりそうです。
だいたいの1本価格は以下の通りです。
- 鍛造ペグ(18cm):330円前後
- チタンペグ(20cm):500円前後
- チタンペグ(24cm):600円前後
よくチェックイン後にサイトに向かうと、前の利用者が忘れてしまったであろうペグが落ちているので、チェックアウト前にはペグ忘れがないか、要確認です。
特徴⑤ 丸ペグ
チタンペグ「Boundless Voyage」は、一般的な丸ペグタイプ。
本来は地質に応じて様々な形状のペグを使い分け出来るのがベスト!ですが…
丸ペグがあれば基本的には大丈夫!だと思います
砂浜など極端に緩い地面の場合には、あると便利かもしれませんが、これまで我が家のキャンプでは丸ペグ以外を必要としたケースはありませんでした。
2つの注意点
注意点① フック箇所は曲がる
地面に刺さるストレート部分は曲がっていませんが、フック箇所は使い込んでいく中で曲がったペグが数本ありました。
見た目的にはよくないですが、ペグの機能としては特に問題となっていません。
注意点② 初期費用がかかる
チタンペグで全部揃えようとすると、それなりの初期費用がかかります。
他にも欲しいキャンプ道具があるし、ペグにそんなにお金をかけられない…
当時の我が家はペグの重要性を軽視していた上に、金額にビビって、チタンペグで揃えることは出来ませんでした。
鍛造ペグ エリッゼステーク | チタンペグ Boundless Voyage | チタンペグ Boundless Voyage | |
---|---|---|---|
長さ | 18cm | 20cm | 24cm |
1本 | 330円前後 | 500円前後 | 600円前後 |
5本 | 約1,650円 | 約2,500円 | 約3,000円 |
10本 | 約3,300円 | 約5,000円 | 約6,000円 |
20本 | 約6,600円 | 約10,000円 | 約12,000円 |
30本 | 約9,900円 | 約15,000円 | 約18,000円 |
ただキャンプを重ねるごとに高まっていくペグの重要性。
最初から全部チタンペグで揃えておけば良かった…
今となっては、他を削ってでもペグにお金をかければ良かったかなぁと思っていますが、一方で「数本だけでも持ってて良かった…」と感じるケースも多いです。
最後に
4年間、使い込んでも全く曲がることのないチタンペグ「Boundless Voyage」。
特に地面の硬いケースでは大活躍で、スムーズなテント設営に繋がっています。
結構、地面が硬いケースも多いので、毎回ペグダウンをする度にお世辞抜きで「持ってて良かった…」と感じています。
全部を揃えるには結構な金額がしてしまいますが、数本だけでも持っておくこと、チタンペグに助けられるケースがあるのではないか思います。
以上、チタンペグ「Boundless Voyage」について、4年使って感じた5つの特徴と注意点の紹介でした。
なんかチタンペグも良さそうだな…