当初はかなり迷いましたが、「イワタニ(岩谷産業)」というメーカーを信じて購入。
それから2年以上使っていますが、期待以上の暖かさ、使い勝手の良さがあり、今では我が家のキャンプ必需品となっています。
今回はイワタニの「デカ暖」について、2年使って感じた5つの特徴と注意点を紹介したいと思います。
目次(気になる項目をクリック)
基本情報
商品名 | デカ暖(型番:CB-STV-DKD) |
会社名 | 岩谷産業株式会社 |
本体サイズ | 349(幅)×280(奥行)×408(高さ)mm |
重量 | 約4.1kg |
最大発熱量 | 1.35kW(1,150kcal/h) |
5つの特徴
特徴① 想像以上の暖房効果
あまり期待はしていませんでしたが、想像以上の暖房効果。
「デカ暖」のスイッチON/OFFで、テント内での体感温度もだいぶ変わってくる。
暖房効果を検証してみた
冬キャンプのテント内で、実際に使用した際の温度変化を確認。
使用環境
- 時間帯:22時〜23時30分
- 外気温:1〜2℃
- テント:クロンダイクグランデ
- フジカ(石油ストーブ)とエコファン(サーキュレーター)を起動中
使用開始前:15.9℃
使用開始30分後:19.0℃
使用開始60分後:20.3℃
使用開始90分後:20.8℃
想像以上の驚きの結果となりましたが、最大で+4.9℃の温度変化。
エコファンで、テント内の空気が循環されていたことも好影響したかもしれません。
特徴② 安全装置がしっかりしている
ストーブの安全装置機能は、テント内で使用するストーブ選びでは大事なポイント。
「デカ暖」には以下の4つの安全装置機能が搭載。
- 圧力感知安全装置(カセットボンベの温度が上がり、内部圧力が異常に上昇した場合に、自動的にカセットボンベが外れて火を消します)
- 立ち消え安全装置(風などで日が消えたときに自動的にガスを遮断します)
- 不完全燃焼防止装置(不完全燃焼をする前にガスを遮断して消火します)
- 転倒時消火装置(ストーブが倒れた時に自動的にガスを遮断してストーブを消火します)
カセットガス(燃料)を扱っている大手メーカーなので、安全面もしっかり考えられています。
特徴③ 使い勝手が良い
気軽に持ち運びが出来て、手軽に使えるのが、カセットガスストーブの良いところ。
冬キャンプに限らず、春秋キャンプでも朝晩の冷え込む際には引っ張りだこ。
点火操作もカセットガスをセッティングしたら、ツマミを捻るだけなので簡単。
カセットガスは、イワタニのものが推奨されています(取扱説明書に記載)
特徴④ 燃料調達が容易
デカ暖で使用する燃料はカセットガスボンベ(CB缶)。
コンビニ、スーパー、ホームセンター、100円ショップなど様々な場所で売っているので、キャンプ直前の準備もしやすい。
我が家では、他にもカセットガスを使用するキャンプ道具が多いので、まとめて準備が出来るのも嬉しいポイント。
特徴⑤ 落ち着いたデザイン
メーカーのロゴも主張しすぎず、落ち着いたデザインで使いやすい。
Iwataniのロゴ部分にステッカーを貼って、アレンジを楽しんでみるのもオススメ。
ホワイトカラーもあるので、所有しているキャンプ道具の雰囲気と合わせて選ぶことが出来る。
3つの注意点
注意点① 燃焼時間
使用環境によっても変わってきますが、おおよそ1本のガス缶の燃焼時間は2時間半〜3時間。
ガス缶の交換は簡単なので日中は問題ないのですが、夜寝ているときの交換はやや面倒。
夜から朝まで寝る時間を考えると、2回程度の交換が必要。
注意点② 燃料代
燃焼時間を考えると、1晩で約3本(7時間半〜9時間)のガス缶が必要。
我が家ではコストコでガス缶を買うことが多いのですが、それでも1本154円するので3本だと462円。
連泊になると更に必要本数が増えるので、出来るだけ安く仕入れてコストを抑えたいところ。
注意点③ 一酸化炭素
そもそもテント内で使用するは推奨されないのかもしませんが、使うのなら一酸化炭素中毒には注意が必要。
デカ暖のツマミ付近にも「換気をしないと死亡事故に至る恐れがあります」と記載されたシールが貼付。
我が家では比較的安価なものですが、2種類の一酸化炭素警報器を使用中。
最後に
正直、そこまで期待していなかった暖房効果でしたが、想像以上の暖かさと使い勝手の良さ。
当初は冬キャンプでの使用を目的として購入しましたが、肌寒い春秋キャンプでも役立っていて、今では我が家のキャンプ必需品。
子供が寒さを訴えたときにもサッと出してあげることが出来て、要らなくなった時もすぐに移動出来るので、ファミリーキャンプにもおすすめです。
以上、イワタニの「デカ暖」について、2年使って感じた5つの特徴と注意点の紹介でした。
どのカセットガスストーブを選んだらいいのだろう…