そんなわけで、今まで以上の暖房パワーを求めて「パセコCAMP-25」を購入。
フジカと比較検証してみたところ、期待通りの暖房パワーが確認出来ました。
今回はパセコCAMP-25の暖房パワーについて、フジカハイペットと比較検証した結果を紹介したいと思います。
基本情報
「パセコCAMP-25」と「フジカハイペット」を並べて比較。
公表しているスペックでは、暖房出力、燃料消費量はフジカの約2.5倍。
パセコ CAMP-25 | フジカ ハイペット | |
---|---|---|
暖房出力 | 6.4kW | 2.5KW |
連続燃焼時間 | 10時間 | 10~12時間 |
燃料消費量 | 0.622ℓ/h | 0.26ℓ/h |
タンク容量 | 7ℓ | 3.6〜4.1ℓ |
サイズ | Φ44.5×44cm Φ44.5×57cm | Φ31×43.2cm |
重さ | 11.5kg | 5.5kg |
点火方式 | 電池点火 マッチ点火 | マッチ点火 |
耐震自動消化装置 | あり | あり |
検証
検証方法
- 方法
- フジカハイペットで温度変化がなくなるまで稼働
- 温度変化がなくなったらパセコCAMP-25に切り替え
- 使用機器
- フジカハイペット+エコファン
- パセコCAMP-25+エコファン
- 環境
- 外気温5.1℃
- バイフロストH4(3ルームテント)

検証スタート
まずはフジカハイペットを温度変化がなくなるまで稼働。
温度計は椅子の座面に設置。
13.0℃まで上昇したところで、変化がなくなりました。

ここからパセコCAMP-25の出番。
テントを開け閉めして、冷気が入った影響で若干テント内の温度が低下した状態でのスタート。

稼働から10分後には、14.1℃まで上昇。

更に10分後には、15.1℃まで上昇。

更に更に10分後には、15.8℃まで上昇し、ここで頭打ち。
フジカハイペットと比較すると+2.8℃という結果でした。

ただフジカハイペットでは感じなかったテント内上方のモワッとした空気。
サウナのような息苦しさを感じたので、温度計を設置場所を頭上に変更。

結果、驚くことに温度計の表示は41.2℃まで上昇。
まだまだ上がっていきそうな感じでしたが、一旦ここで検証は終了。

検証結果
フジカハイペットと比較すると、最大で+2.8℃という結果でした。
ただ今回、大きな違いを感じたのが、テント上方の暖かさ。
- フジカハイペット
- 開始時:5℃
- 稼働後MAX:13℃
- パセコCAMP-25
- 開始時:12.4℃
- 稼働10分:14.1℃
- 稼働20分:15.1℃
- 稼働30分:15.8℃
- テント上方:41.2℃
パセコCAMP-25の場合には、エコファンだけでなく、上方のサーキュレーター設置が必須かもしれません。
この検証後に、吊り下げて使える「クレイモアV600+」を即ポチりました。


上方の空気を循環させれば、まだまだ暖かくなりそうです
最後に
今まで以上の暖房パワーを求めて購入した「パセコCAMP-25」ですが、期待通りの検証結果。
上方の暖かい空気を循環させれば、まだまだテント内全体が暖かくなりそうで、冷え込む冬キャンプでも活躍してくれること間違いなし。
上方のサーキュレーター設置によって、どれくらい温度変化があるのか?については、改めて確認してみたいと思います。
以上、パセコCAMP-25の暖房パワーについて、フジカハイペットと比較検証した結果の紹介でした。
フジカを使ってるけど、もっとテント内でぬくぬく過ごしたい!
PASECOのCAMP-25はどれくらい暖かくなるのだろうか…