【12選】キャンプの風対策・安全に快適に楽しむための我が家の工夫

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週末のキャンプ、天気予報で見ると少し風が強そう…

キャンプを決行するか、中止にするかどうしよう…

どんな風対策があるんだろう…

雨よりも、何より怖いのが、強風時のキャンプ。

「テントが崩壊した…」なんて話もよく聞きますが、怪我をしたり、周りに迷惑をかけたり、取り返しのつかない状況になってしまうこともあります。

今回は、我が家の風対策を振り返ってまとめました。※我が家も日々勉強中です

キャンプ中止判断の風速は?

キャンプ中止の風速

我が家が、キャンプ中止を検討するのは風速予報が5m以上。

風速はあくまで平均値で、瞬間風速は1.5〜3倍にもなるといわれています。

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例えば風速8mの場合、最大24mの突風を覚悟しておかなければなりません

風速の目安(気象庁)

風速の影響度は、気象庁作成の以下表が参考になります。

出典:気象庁
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傘がさせないレベルの強風(風速10m〜15m)となると、さすがにキャンプも危険になってきます

風対策・工夫いろいろ

中止・撤退判断

強風予報が出ている場合は、無理をしないことが一番。

楽しみに計画していたキャンプの中止・撤退判断は苦しいものですが、無理は禁物。

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キャンプ場を変更したり、同施設のコテージ等に切り替えて楽しむのもアリです

⇩キャンプ場探しの参考に⇩

テント崩壊・撤収に備える

強風時は、テント内では物を出しすぎず、必要最低限。

必要なもの以外は車に積んでおいて、万が一の時に即撤収できる状態にしておきます。

テント崩壊に備えて、車内も整理。

多少窮屈であっても、なんとか車中泊で1晩を越せる環境を作っておきます。

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キャンプ場外に撤退する可能性がある場合は、飲酒も控えます

しっかり設営する

誤った設営方法やたるみのある状態はテント崩壊の最大のリスク。

強風時は設営も大変なので、設営前には設営手順のおさらいをしておきます。

設営は、風が少し落ち着いたタイミングで、風上からペグダウン。

テントが飛ばされたり、設営時にポールが折れないように、サッと設営します。

ガイロープも面倒くさがらず、しっかり張ります。

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スカート付きのテントの場合、風でバタバタうるさいので、スカートもペグダウンします

しっかりペグダウン

特に負荷のかかる強風時は、しっかりペグダウン。

ペグダウンが甘いと、テントやタープ、ペグが飛んでいって、周りにも迷惑をかけてしまいます。

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風で浮いているテントが近くにあると、いつか飛んで行きそうで、なかなか落ち着きません

ペグはテント付属のものでなく、しっかり打ち込めて抜けにくい鍛造ペグ。

テントは28cm、タープは38cmのペグを使用しています。

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打ち込み角度は、45度が目安です

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風を回避する

フリーサイトなら、少しでも風の落ち着いたエリアを探して設営。

区画サイトでも、風上に車を駐車して、風除け。

車をテントに近づけます
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テントへの風当たりが少しでも軽減されるように設営レイアウトを考えます

空気抵抗を減らすために、開放したり、メッシュにすることも有効です。

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開放する場合は、物が飛んで行かないように注意です

タープは下げるか、張らない

タープは風の影響を受けやすいので、強風時は注意。

強風時はポールの高さを下げるか、状況を見てタープを撤収しています。

キャンプ場から離れて外出する際も状況に応じてタープを撤収します。

出しっぱなしにしない

強風時の荷物は、出来るだけ車かテント内。

特に軽量なものは風で飛ばされて、回収も大変なので注意。

チェアワンタイプのチェアは風に飛ばされやすいので、必要に応じてペグダウン。

ロッキングフットをつけておけば多少は安定します。

焚き火はしない

強風時の焚き火は、火の粉が飛んでいくのでNG。

実際に、焚き火の燃え残りが原因で火事になっているケースもあります。

更に自分のテントもそうですが、周りのテントに穴を空けてしまったら、取り返しがつきません。

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強風時はサイト内でのタバコもNG。以前、隣のサイトから火の粉がたくさん飛んできて大変でした…

火をつかわない

テント崩壊レベルの強風時は、火気の使用に注意。

ストーブ、ガスコンロ、ランタンなどは火災につながると怖いので、テント内での使用は控えています。

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代わりに電気毛布やIHコンロ、LEDランタンを使用しています

コンロの火が消える

風のある日は、コンロの火が消えてしまって、お湯も沸かせない…なんてケースもしばしば。

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コンロ選びは、風の視点も大事です

アルパインマスターは、風の影響を受けることなく使えるので、風のある日でも活躍します。

しっかり防寒対策

強風時は体感温度が下がるので、防寒対策も必須。

服装は、風を通しにくいアウター、ズボンを用意。

強風時は火気が使えない場合は、電気毛布や布団乾燥機を活用しています。

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布団乾燥機は寝る前に寝袋にセットしておけば、ポカポカです

テント泊よりも車中泊

強風時はテント泊はよりも、可能なら車中泊。

テント内では、どこから物が飛んでくるかわからない不安や風の音で、なかなか眠れません。

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車中泊の場合、外の状況は気になりますが、断然快適です

最後に

広大な草原サイトや海が近いキャンプ場は風が強い傾向。

日中は風が穏やかだったり、天気が良いことも多いですが、あっという間に天候が変わることもあるで油断は禁物。

特に「テントの墓場」と呼ばれるようなキャンプ場にいく際は要注意です。

風対策はもちろん、中止も視野に入れながらキャンプを計画することが大切だと思います。

以上、我が家のキャンプ風対策の紹介でした。