今回は「アプトいちしろキャンプ場」を利用して感じた9つの魅力と注意点・周辺情報を紹介したいと思います。
目次(気になる項目をクリック)
基本情報
営業情報(テントサイト)
所在地 | 静岡県榛原郡川根本町梅地3-19 |
営業期間 | 3月中旬〜11月末日 |
チェックイン | 12時〜17時 ※9時以降に来場し、車を置いて遊びに行くことは可 |
チェックアウト | 〜11時 ※チェックアウト後、車を置いて遊びに行くことは可 |
アーリー チェックイン | 9時〜 ※サイトが空いている場合 |
レイト チェックアウト | ー ※デイキャンプ料金で16時まで滞在可 |
予約方法 | なっぷ 3か月前の月の1日から |
キャンセル料 | 前日(23時まで):無料 当日:100% |
車でキャンプに行くなら、日本自動車連盟(JAF) に入っておくと安心です。
我が家もバッテリー上がりで、何度かお世話になっています。
サイト・設備
サイト種類 | 区画サイト |
車の横付け | 可 |
トイレ | 洋式トイレ |
炊事場 | 洗剤とスポンジやたわしは常設 |
シャワー | 100円/3分 24時間利用可能 |
お風呂 | なし |
ゴミ捨て | 不可 |
遊具 | なし |
売店 | なし |
レンタル品 | なし |
その他 | 洗濯機1回200円 |
ルール・禁止事項
消灯時間 | 22時 |
焚き火 | 可 ※焚き火シート必要 |
花火 | 手持ち花火可 |
ペット | 可 |
禁止事項 | 大きな音を出す行為 発電機の使用 |
6つの魅力
魅力① 絶景ロケーション
エメラルドグリーンと機関車
目の前にエメラルドグリーンの川が流れる美しい景観。
見上げると定期的にアプト式機関車が通過し、その都度子供たちは大喜び。
おすすめサイト
人気は川沿いのA1〜A8サイト。
なかでも一番人気は、ゆるキャンにも登場しているA1サイト。
我が家も出来ればA1サイト!と思ってましたが、今回予約出来たのはA3サイト
川沿いサイトの中でも、どこがいいんだろう…と予約時には迷っていましたが、川沿いサイトならロケーションに大差なし!というのが個人的な感想。
隣サイトが気になる方は、隣と少しスペースが空いているA1サイトやA6サイトがいいかもしれません。
A9〜A22サイト
A9〜A22サイトは少し段差があり、少し高さがあります。
川を眺めながらのキャンプとは行きませんが、他のキャンプ場では味わえないロケーションを充分に楽しめます。
魅力② 周辺観光スポット
ゆるキャン聖地
1泊2日では周りきれないほど、周辺には観光スポットが沢山。
ゆるキャン(11巻)を見たり、どこに行きたいのか事前にイメージしておくといいかもしれません。
キャンプ場到着後は、トイレ前に掲示されている周辺の観光情報やアプトラインの時刻表が参考になります。
夢の吊り橋
絶景スポットであり、スリル満点の吊り橋を楽しめる「夢の吊り橋」
紅葉シーズンは2〜3時間待ちになるほど人気のスポットです。
ミステリートンネル
キャンプ場からアプトいちしろ駅に繋がる「ミステリートンネル」
トンネル内は真っ暗なので、ライトの持参必須。
暗闇の中に色んな仕掛けがあり、ドキドキ楽しみながら駅まで歩いていけます。
大井川鐵道井川線
奥大井の渓谷をゆっくりと走る日本唯一のアプト式列車、あぷとライン。
乗車中、車掌さんが車内放送で景色や見どころを紹介してくれます。
アプトいちしろ駅と長島ダム駅では、列車にアプト式電気機関車を連結する様子が見ることができます。
きかんしゃトーマス号も期間限定で運行中。
子供が喜ぶこと間違いなしです。
2024年度は6月~12月の実施予定のようですが、詳細はホームページを要チェックです
レインボーブリッジ
まるで湖の上に浮かんでいるかのように見える奥大井湖上駅に掛かる橋。
電車が走る線路横を歩いて、階段を登った先に絶景があります。
魅力③ ゆっくり滞在できる
チェックイン前、チェックアウト後もキャンプ場内に駐車が可能。(無料)
1泊2日キャンプでも周辺観光スポットをしっかり楽しめます。
チェックインは12時〜ですが、当日サイトに空きがあれば9時からサイト利用可。
チェックアウトは11時までですが、デイキャンプ料金2000円を支払えば16時まで滞在可です。
魅力④ 電源サイト
全てのサイトで電源の使用が可能。
申込順で15サイトまでなので、利用者の多い夏冬シーズンは早めの申し込みがオススメ。
電源は1000Wまで使用可能です。
電源コードの持参も忘れずに。
魅力⑤ 清潔感のあるトイレ
トイレは男女別で、上が繋がっているタイプ。
トイレ内は、嫌な匂いも虫も少なく、清潔感のある空間。
暖房便座の洋式トイレは冬場も安心です。
魅力⑥ 前日までキャンセル無料
前日まではキャンセル料の発生はなし。(WEB上のキャンセル手続きは23時まで)
体調変化の多い子連れキャンプでも計画しやすいキャンプ場です。
7つの注意点
注意点① 予約が取れない
人気の川沿いサイトは、予約を取るのが大変。
予約方法は、予約開始日の争奪戦に参戦するか、キャンセル狙い。
前日までキャンセル料が発生しないので、直前キャンセルが出やすい印象です
注意点② 山道
キャンプ場までの最後の道のりは、細くて長い山道コース。
カーブが多いので、車酔いしやすい方は酔い止めを飲んでおくといいかもしれません。
注意点③ お風呂がない
接岨峡温泉会館
キャンプ場内にはお風呂がないので、入りたい場合は場外の入浴施設。
10分ほどの場所に接岨峡温泉会館があります。
料金は大人500円、子供300円とコスパ良し。
キャンプ場がオープンしている3〜11月の営業時間は、10時〜20時(最終受付19時30分)
夜間、キャンプ場の出入口が閉まることはないので、ゆっくりお風呂に入ることができます
温泉はヌルッとした泉質で、個人的にはかなり好み。
オムツが外れていない子供は利用不可です
お風呂上がりには、名物の茶プリンもオススメです。
シャワー
キャンプ場内には3分100円のコインシャワー。
男女別に2機ずつあり、お湯を止めると時間も止まるタイプです。
シャワー入り口横には、両替機もあります。
注意点④ 販売品・レンタル品なし
販売品、レンタル品はないので、忘れ物のないように事前準備が必要です。
レンタル品はキャンプ場ホームページにも掲載されている「hinataレンタル」がオススメ。
キャンプ場へ直送、返送ができるので便利です。
薪は1束500円で販売されています。
注意点⑤ お湯が出ない
炊事場の蛇口からは冷水のみ。
特に冬場の冷水は辛いので、防寒手袋があると安心です。
キャンプ場で再度、利用しない食器や調理道具は、持ち帰ってから洗い物。
冷水では油汚れをしっかり落とせないので、洗わず持ち帰って、お湯で洗うのがお勧め。
サッと汚れを拭き取るなら、エコクリーナー。
油をしっかり落とせるので、お湯の出ないキャンプ場で活躍します。
注意点⑥ ゴミは持ち帰り
ゴミは全て持ち帰り。
厚手のゴミ袋を用意しておくと、帰りの車中も安心です。
灰捨て場は設けられています。
注意点⑦ 焚き火シート
焚き火をする際、焚き火シートの利用は必須。
キャンプ場でも1500円で販売されています。
おすすめ周辺スポット
コンビニ
ミニストップ中川根町店
キャンプ場の最寄りコンビニ「ミニストップ中川根町店」。
所在地 | 静岡県榛原郡川根本町徳山355-3 |
営業時間 | 6:00~00:00 |
定休日 | ー |
精肉店
斉藤精肉店
仙台牛を扱うお肉屋さん「斉藤精肉店」
小さな店内には美味しそうなお肉、ローストビーフやキャベツメンチカツ、カレーやビーフシチュー、我が家の好きな純胡椒など、魅力的な商品ラインナップ。
写真の他にも色々と購入しましたが、どれも絶品でした!
所在地 | 静岡県静岡市葵区葵町7 |
営業時間 | 10:00-18:00 |
定休日 | 日曜・第2月曜・祝日 |
観光スポット(所要時間)
夢の吊り橋
絶景スポットであり、スリル満点の吊り橋を楽しめる「夢の吊り橋」
紅葉シーズンは2〜3時間待ちなることもあるそうなので注意。
当日は待ちなしで、我が家のかかった時間は1時間20分でした。
駐車場は、ホームページ記載の「寸又峡温泉 第3駐車場」よりも、その先にある駐車場がオススメ。
更に夢の吊り橋に近い駐車場もありましたが、今回は安竹商店の駐車場を利用しました。
駐車料金は500円で、1000円以上のお買い物をすると500円キャッシュバックしてくれます。
夢の吊り橋の入り口近くには、無料で遊べる遊具エリア。
夢の吊り橋から帰ってきて、体力が残っていれば、オススメです。
ふらっと秘境ウォーク(奥大井湖上駅・接阻峡エリア)
ふらっと…と書かれていますが、子連れの場合は、ある程度の気合いが必要。
我が家は、途中の寄り道(お風呂や軽食)を除いて、3時間ほどかかりました。
所要時間の詳細は以下の通り。
結構、時間もかかるので、奥大井湖上駅の景色を楽しんだ後、電車で戻るのもアリです。
接阻峡温泉駅→アプトいちしろ駅(千頭方面行き)の最終電車は、16時3分。※時刻表
タクシーは呼んでも捕まらないエリアなので、これを逃すと大変です。
最後に
他では味わえないロケーションが魅力のキャンプ場。
場内に遊具はありませんが、周辺観光スポットが充実しているので、子連れでもしっかり楽しめます。
ただ、キャンプ場までの細くて長い山道コースは覚悟して行ったほうが良いと思います。
以上、「アプトいちしろキャンプ場」を利用して感じた6つの魅力と注意点・周辺情報の紹介でした。
アプトいちしろキャンプ場ってどんなキャンプ場なんだろう…
行く前に注意点や周辺情報を知っておきたい!