昨年に購入したビジョンピークス(visionpeaks)のTCルーテント。
使ってみるまでは不安もありましたが、実際には非常に使い勝手の良いテントで、我が家でも利用頻度が高くなっています。
今回はビジョンピークスの「TCルーテント」をデイキャンプで使って感じた4つの特徴と注意点について紹介したいと思います。
基本情報
商品名 | TCルーテント |
会社名 | 株式会社ヒマラヤ |
商品内容 | テント、ポール2本、ペグ、収納袋 |
テント素材 | フライ(ポリエステル+綿)、フロア(ポリエステルオックス) |
収納サイズ | 直径約20cm×63cm |
重量 | 約5.1kg |
使用時 | 約220×180×130cm |
フロア耐水圧 | 2000mm |
4つの特徴
特徴① 2〜3人に良いサイズ感(4〜5人でも使い方次第)
テント内の床面積は220㎝×180㎝。
一般的なワンタッチテントと同じサイズ感で、シングルのベッドを2つ並べたくらいの床面積があります。
テントの収容人数は3人ですが、我が家5人でテント内に寝そべってみたところ、重なることなく横になることが出来ました。
大人2人、子供1人の計3名ならスペースにも余裕を持って寝泊まり出来そうです。
我が家では寝泊まりするには少し狭いので、宿泊を伴わないデイキャンプや公園、お家で利用するテントとして活躍しています。
天井はフックが引っ掛けられるようになっているので、ランタンを吊るすことが出来ます。
2021年の春には、TCルーテントに新たなサイズが出てくるようなので、更に利用人数や使用シーンに合わせたテント選びも出来そうです。
- TCルーテント FAMILY (250cm×210cm×130cm)
- TCルーテント SOLO (210cm×110cm×120cm)
特徴② 設営が簡単
他のワンタッチテントと同様に設営は簡単。
短時間で拠点を作れるので、日帰りで時間のないデイキャンプや公園利用時に使いやすいテントだと思います。
強いて言えば、ピンアンドリングが抜けやすいので、設営時には少しコツが要ります。
2人で設営する場合には全く問題ありませんが、1人で設営する場合にはうまくテンションをかけながら進めていく必要があります。
- グランドシートを敷く
- グランドシートの上で、テントを広げる
- スリーブに2本のポールを通して、ピンをはめて、テントを立ち上げる
- ポールにフックを取り付ける
- テントの4隅をペグダウン
テントの底面サイズに合った以下の2点があると、よりスムーズな設営、快適なテント内空間が出来ると思います。
- グランドシート(テント下)
- レジャーシート(テント内)
ちなみに我が家では以前から使っていたユタカシート、コールマンのレジャーシートを使用しています。
ジャストサイズではありませんが、まずまずのサイズ感です。
- ユタカシート(180cm×180cm)
- コールマンレジャーシート(200cm×170cm)
特徴③ ポリコットン素材
TCルーテントのテント生地はポリコットン(TC素材)。
ポリコットン素材には様々なメリットがありますが、個人的にはしっかりとした生地感が好み。
個人的にはポリエステル素材のテントと比べて、見た目のカッコよさ、テント内での着替えや授乳をする際の安心感があると思っています。
最近では、ポリコットン素材のテントが増えてきていますが、まだまだワンタッチテントサイズでは選択肢が多くありません。
ちなみにTCルーテント以外のポリコットン素材のテントには、以下のようなものがあります。
- カンガルーテントM(DOD)
- 自立式インナーテント3人用(ハイランダー)
特徴④ 落ち着いたデザインと価格帯
ヒマラヤのプライベートブランドであるビジョンピークス(visionpeaks)が実現してくれる落ち着いたデザインと価格帯。
まず落ち着いたベージュカラーにメーカーロゴがプリントされていないデザインは、完全に我が家好み。
メーカーロゴは収納袋に小さくプリントされているだけ。
続いて他のアウトドアブランドと比較しても落ち着いた価格(希望小売価格:14,900円)は品質も考えると、非常にコスパの良さを感じます。
我が家ではビジョンピークスのタープも持っていて、これまで散々使ってきましたが、これといって劣化も見受けられず、ビジョンピークス製品の品質にも信頼を置いています。
2つの注意点
注意点① 風には強くない
TCルーテントは4箇所のペグダウンのみで、張網もないので、風の強い日の使用は微妙。
フック箇所(カラビナ取り付け箇所)からロープを張ることも出来そうですが、ポールの強度などを考慮すると、あまりお勧め出来ません。
テント内のインナーテント(カンガルースタイル)として使うなら、天候に左右されることもなさそうです。
注意点② 入口を開けたとき
メッシュとテント生地の間に巻き付けるループが存在。
入口をフルオープンにした場合、メッシュかテント生地のどちらかしか留めることが出来ないので、若干収まりが悪いかもしれません。
最後に
昨年に購入したばかりのTCルーテントですが、とても使い勝手の良いテントで、デイキャンプや公園、家の中など、我が家でも利用頻度が高くなっています。
今後、発売予定のTCルーテントに新たなサイズが出てくるようなので、更に利用人数や使用シーンに合わせたテント選びも出来そうです。
以上、ビジョンピークスの「TCルーテント」を使って感じた4つの特徴と注意点についての紹介でした。