どのタープを選んだらいいか分からない…
どの形状、素材、サイズがいいんだろう…
自分のキャンプスタイルに合ったタープを用意しておくことは、あらゆる天候でも快適にキャンプを楽しむために重要なポイント。
今回は、形状・素材・サイズ・デザインなど、失敗しないタープを選ぶポイントを紹介したいと思います。
タープの選び方
タープを選ぶ際のSTEPを以下にまとめました。
STEPが前後しても問題ありませんが、以下の項目を押さえておくと、自分に合ったタープを絞り込んでいきやすいと思います。
形状を決める
素材を決める
サイズを決める
デザインを決める
キャンプスタイルや家族構成など、人によって最適なタープは異なるので、自分に合うものを探していきましょう!
形状を決める
形状を比較
形状の特徴を以下にまとめました。
見た目 スタイリッシュさ | 居住 スペース | 耐風性 | 開放感 | |
レクタタープ 四角形 | ||||
ヘキサタープ 六角形 | ||||
ウイングタープ ひし形 | ||||
スクリーン タープ |
個人的にはファミキャンなら、レクタタープ、ヘキサタープがおすすめです
レクタタープの特徴
メリット
- タープ下の居住スペースが広く、ゆったり過ごせる
- 日影面積が広く、雨でも荷物が濡れにくい
- ロケーションによって張り方をアレンジしやすい
デメリット
- 生地面積が大きいため、風の影響を受けやすい
- ヘキサ、ウイングタープに比べると開放感がない
ヘキサタープの特徴
メリット
- 張り姿、曲線のシルエットが美しい
- 居住スペース、耐風性、開放感のバランスに優れる
デメリット
- レクタタープに比べ、居住スペースがやや狭い
- レクタタープに比べ、ややアレンジしにくい
ウイングタープの特徴
メリット
- タープの張り姿が美しい
- 圧倒的な開放感
- 耐風性に優れる
デメリット
- 居住スペースが狭い
- 日影面積が小さく、雨天時は荷物が濡れやすい
スクリーンタープの特徴
メリット
- 閉め切れば、虫の侵入を減らせる(侵入を許した場合は大変)
- 雨の日も比較的過ごしやすい
- オープンタープに比べ、冬場は暖かく過ごせる
デメリット
- 開放感がなく、風通しも悪いため、夏場は暑い
- 収納サイズはコンパクトさに欠ける
素材を決める
素材を比較
素材の特徴を以下にまとめました。
遮光性 | 耐水性 | 難燃性 | 重量 | |
ポリエステル | ||||
TC (コットン+ポリエステル) | ||||
コットン |
最近では、バランスの良いTC素材や特殊コーティングされたタープも人気があります
ポリエステル素材の特徴
メリット
- 軽量なので設営しやすく、風にも強い
- 耐水圧に優れ、雨が降っても重くならない
- 乾燥が早く、片付けが楽
デメリット
- 遮光性が低いため、タープ下でも夏場は暑い
- 火の粉に弱いので、焚き火は注意
TC素材の特徴
メリット
- コットン、ポリエステルの良いところ取りでバランスが良い
- ポリエステルに比べ、遮光性が高いので影が濃く、夏場は涼しい
- ポリエステルに比べ、火の粉に強く、焚き火も楽しみやすい
デメリット
- 雨天時は水分を吸って生地が重くなる(タープ生地も弛みやすい)
- 乾燥に時間がかかり、片付けが大変
- ポリエステルに比べて、生地に重量があり、強風には弱い
コットン素材の特徴
メリット
- 遮光性が高いので影が濃く、夏場は涼しい
- 火の粉に強く、焚き火も楽しみやすい
デメリット
- 雨天時は水分を吸って生地が重くなる(タープ生地も弛みやすい)
- 乾燥に時間がかかり、片付けが大変
- 生地に重量があり、強風には弱い
サイズを決める
使用人数ごとのサイズ目安を以下にまとめました。
使用人数 | レクタ | ヘキサ | ウイング |
1〜2人 | 3m×3m以上 | 3.5m×3.5m以上 | 4m×4m以上 |
3〜5人 | 4m×4m以上 | 4.5m×4.5m以上 | 5m×5m以上 |
6人以上 | 5m×5m もしくはタープ2個 | 5.5m×5.5m もしくはタープ2個 | タープ2個 |
タープの生地面積がそのまま日陰面積(居住空間)にはならないので、サイズを選ぶ際には注意が必要です
レクタ&ポリエステル 一覧(サイズ順)
商品名 (会社名) | サイズ |
DD Tarp 3×3 (DDハンモック) | 300×300cm |
MANGO SHADE RECTA SIL TARP (ミニマルワークス) | 290×330cm |
HDタープ シールド・レクタ M (スノーピーク) | 340×415cm |
DD Tarp 4×4 (DDハンモック) | 400×400cm |
REVOスクエアタープ 4×4 TAN (ユニフレーム) | 400×430cm |
HDタープ シールド・レクタ L (スノーピーク) | 440×550cm |
レクタ&TC 一覧(サイズ順)
商品名 (会社名) | サイズ |
SQUARE TARP TC (FIELDOOR) | 280×280cm |
スクエアタープ TC サンドベージュ (BUNDOK) | 290×290cm |
フィールドタープ レクタT/C (ogawa) | 350×420cm |
ペポタープ (テンマクデザイン) | 380×420cm |
Tarp TC1 (エバニュー) | 425×445cm |
タープ1TC (タトンカ) | 425×445cm |
ファイアプレイスTCレクタタープ (ビジョンピークス) | 430×460cm |
Kari 20 Tarp (Nordisk) | 400×500cm |
焚火タープコットンレクタ (tent-Mark) | 420×480cm |
RECTA TARP TC (FIELDOOR) | 435×500cm |
ヘキサ&ポリエステル 一覧(サイズ順)
商品名 (会社名) | サイズ |
ミニタープHX (モンベル) | 338×280cm |
MANGO SHADE HEXA SIL TARP (ミニマルワークス) | 370×420cm |
いつかのタープ (DOD) | 410×420cm |
ヘキサライトll (コールマン) | 420×420cm |
ヘキサライト+ (コールマン) | 420×420cm |
Tarp 01 (サンセットクライマックス) | 400×450cm |
幕男 (TheArth x URBAN FOREST) ※難燃コーティング | 420×500cm |
LUPINE M (サバティカル) | 420×475cm |
ファイアプレイスTCヘキサタープ2 (ビジョンピークス) | 435×460cm |
XPヘキサタープ MDX (コールマン) | 435×460cm |
マックワン Mサイズ (Mac outdoor) ※難燃コーティング | 450×460cm |
LUPINE L (サバティカル) | 500×570cm |
フィールドタープヘキサDX (ogawa) | 500×570cm |
マックワン Lサイズ (Mac outdoor) ※難燃コーティング | 520×550cm |
HDタープ“シールド”・ヘキサM (スノーピーク) | 1,120×690cm |
HDタープ“シールド”・ヘキサL (スノーピーク) | 1,220×780cm |
ヘキサ&TC 一覧(サイズ順)
商品名 (会社名) | サイズ |
パンダTCタープ (テンマク) | 340×400cm |
TCミシックペンタゴンタープ (ワークマン) | 374×381cm |
HEXA TARP TC Mサイズ (FIELDOOR) | 440×470cm |
焚火タープTCマルチコネクトヘキサ (テンマク) | 450×580cm |
HEXA TARP TC Lサイズ (FIELDOOR) | 530×570cm |
ウイングタープ 一覧(サイズ順)
商品名 (会社名) | サイズ |
TCウィングタープL (テントファクトリー) | 380×400cm |
タープ3TC (タトンカ) | 400×400cm |
Tarp 02 (サンセットクライマックス) | 400×400cm |
Tarp 04 (サンセットクライマックス) | 500×550cm |
REVOタープⅡ<L>TAN (ユニフレーム) | 520×240cm |
スクリーンタープ 一覧(サイズ順)
商品名 (会社名) | サイズ |
スクリーンハウス300 (キャンパーズコレクション) | 300×300cm |
モンテ メッシュタープ (キャプテンスタッグ) | 310×330cm |
タフスクリーンタープ (コールマン) | 360×400cm |
グランベーシック エアマジック オクタゴンドーム (ロゴス) | 450×450cm |
デザインを決める
最後は、デザインとお値段を考慮してタープ選び。
デザインは好みの問題ですが、我が家が考慮するのは以下のポイント。
- テントとの相性
- 生地の色、縁の色
- メーカーロゴの主張度合い
我が家はテントと同じ色、似たようなトーンの色を選んでいます。メーカーロゴは控えめのものが好みです。
テントと色を揃える(使用例)
サンドベージュで揃える
「アポロンTC」と「ファイアプレイスTCレクタタープ(ビジョンピークス)」の組み合わせ。
「クロンダイクグランデ」と「ファイアプレイスTCレクタタープ(ビジョンピークス)」の組み合わせ。
最近の人気はサンドベージュ色。ただ同じサンドベージュ色でも各メーカーで若干色合いが異なるので購入前には要チェックです。
チャコールグレーで揃える
「バイフロスト H4」と「マックワン(MacOutdoor)」の組み合わせ。
最後に
自分のキャンプスタイルに合ったタープを用意しておくことは、あらゆる天候でも快適にキャンプを楽しむために重要なポイント。
キャンプスタイルや家族構成など、人によって最適なタープは異なるので、自分に合うものを探していきましょう!
なかなか決まらない場合には、一度タープをレンタルで実際に使ってみて、それから購入を検討してみても良いかもしれません。
以上、形状・素材・サイズ・デザインなど、失敗しないタープを選ぶポイントを紹介しました。
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