【初心者でも簡単】AI飛行カメラ「HOVERAir X1 Smart」7つの魅力と注意点レビュー

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はやお

ドローンって1回使ってみたいけど…

操作が難しそうだし、買っても実際に使うのかな…

そんな先入観もあり、これまで敬遠していたのですが、実際に使ってみると、操作は超簡単。

意外と使える場面も多く、日常の家族のワンシーンを手軽に残せる素敵な商品でした。

今回は、「HOVERAir X1 Smart(ホバーエアーエックスワンスマート)」を使って感じた7つの魅力と注意点を紹介したいと思います。

今回ご縁があり、販売メーカー様より「HOVERAir X1 Smart」をご提供頂きました

基本情報

メーカー

販売会社は、中国に本社を構える「ZERO ZERO ROBOTICS (ゼロゼロ ロボティクス)」。

2014年に設立され、これまで数々のドローンおよびAI飛行カメラを開発。

「HOVERAir X1 Smart」は、2024年に販売開始された日本向けの特別仕様です。

商品概要

基本セット(HOVERAir X1 Smart)

本体仕様

項目詳細
離陸重量99g(バッテリー含む)
サイズ縦:114mm
横:142mm
厚み:27mm
最大上昇速度1.5m/s
最大下降速度1.5m/s
最大飛行速度7m/s(海抜ゼロ地点、無風時)
運用限界高度5000m
(2000m以上は推奨されません)
最大飛行時間10分
(無風で7km/hの速度で飛行時に測定)
最大ホバリング時間9.5分
最大風圧抵抗7.9m/s(風力階級4)
動作環境温度0℃~40℃
対応USBポートUSB-C
動作Wi-Fi2.4GHz帯
(日本国内では5.8GHz帯は使用不可)
ストレージ容量32GB
バッテリー容量690mAh
バッテリータイプLi-ion
最大充電電力12.144W
電圧7.7V

カメラ性能

項目詳細
画像最大サイズ4000 x 3000(1200万画素)
HDR:2592 x 1940(500万画素)
動画解像度2704 x 1520 @ 30fps
1920 x 1080 @ 60fps
1920 x 1080 @ 30fps(HDR)

7つの魅力

使い方が簡単

この商品の最大の魅力は、操作が簡単で手軽に使えること。

使い方はシンプルで、4歳の子供でも難なく使える難易度。

電源を入れてから、撮影データのダウンロードまでの手順は、以下の通り。

基本の使い方

STEP

電源を入れる

STEP

撮影モードを選択する

STEP

撮影を開始する

STEP

撮影を終了する

STEP

撮影データをダウンロードする

はやお

少しでも使い勝手が悪いと、どうしても使用頻度が下がるので、結構大事なポイントです!

STEP1:電源を入れる

手前のボタンを2秒ほど、長押しして電源オン。

電源が入ると、緑色のランプが点灯します。

STEP2:撮影モードを選択する

電源が入ったら、上側の小さなボタンを押して、撮影モードを選択。

時計回りに撮影モードが切り替わり、音声でも撮影モードを知らせてくれます。

撮影モード

左下から時計回りに、以下の撮影モードとなります。

  1. ホバリングモード
  2. ズームアウトモード
  3. フォローモード
  4. オービットモード
  5. 俯瞰撮影モード
  6. カスタムモード

STEP3:撮影を開始する

撮影モードが決まったら、ボタンを押して、撮影スタート。

カメラが撮影者を認識できるように、手の平に乗せた状態で待機します。

その後、カウントダウンの音が始まり、飛行スタート。

機体が宙に浮いたら、その後はAIによる自動追尾で撮影が進みます。

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マニュアル操作もできますが、通常の撮影モードであれば、リモコンで機体を操縦する必要はありません

STEP4:撮影を終了する

撮影を終了するときは、撮影開始前と同じように、腕を前に伸ばして手の平を見せるだけ。

機体が終了の合図を認識し、自動で手の平に戻ってきてくれます。

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撮影は、機体の2つのボタンだけの操作で完結します!

STEP5:撮影データをダウンロードする

撮影データは、スマホアプリで簡単ダウンロード。

機体とスマホアプリを「接続」して、「アルバム」を選択。

撮影データが出てくるので、あとはダウンロードしたいものを選ぶだけ。

はやお

撮影データをサクッとスマホに保存できる点も良いところ

リアルタイム映像

撮影中、アプリと機体と接続すれば、映像をリアルタイムで見ることもできます。

AIの自動追尾機能

AIによる自動追尾機能によって、ハンズフリーで撮影が可能。

家族で使う場合には、全員が揃った自然体の映像や写真を簡単に残せるのが大きな魅力。

はやお

これまで家族全員が揃った写真は少なく、映像に至っては全くありませんでした

正直、使う前は「AIって本当にそんなにすごいの?」と半信半疑でしたが…

機体を振り切ろうと不規則に動きまわる子供も、画面の中央に捉え続ける精度の高さ。

最大飛行スピードは、7m/s(毎秒7m)。

子供が全速力で走っても、しっかり追尾してくれます。

これを親が撮影しようと思うと、なかなか大変。

「HOVERAir X1 Smart」なら、電池残量さえあれば、何度でも撮影が可能です。

子供の荷物を抱えていたり、下の子供に手がかかって、なかなか撮影ができない…

そんなときもAIの自動追尾による撮影が便利です。

多彩な撮影モード

普段の手持ちのカメラでは、なかなか撮影することのできない画角の撮影モードが10種類。

まるで映画のワンシーンのような映像を記録できるのが大きな魅力。

最初から使えるのは、8種類の撮影モード。

使っていくと、サイドトラッキング、インテリジェント制御のモードが追加されます。

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基本の8つの撮影モードに慣れてから、応用編が使えるイメージです

アプリの画面上で、撮影モードをタップすると、コマンドが反転してサンプル動画が流れる仕様。

なかなかイメージが湧かない場合にも、スムーズに撮影モードを選択することができます。

撮影モード説明
ホバリング被写体の前で静止し、動きに合わせてゆっくり移動しながら撮影します。
ズームアウト被写体の近くから徐々に後退し、周囲の景色を広く映し出します。
フォロー被写体の背後から追尾し、移動に合わせて撮影します。
オービット被写体を中心に円を描くように回転しながら撮影します。
俯瞰撮影被写体の真上から撮影し、上空へ上昇しながら映像を記録します。
マニュアルスマートフォンを使って手動で操作し、任意の角度や位置から撮影できます。
フロントフォロー被写体の正面から撮影し、被写体が動くと後退しながら追従します。
ストップモーション被写体がポーズをとると静止画を撮影します。
サイドトラッキング被写体の横から一定の距離と角度を保ちながら撮影します。
インテリジェント飛行中にジェスチャーで撮影方法を変更でき、ズームアウトやオービット、俯瞰撮影への指示が可能です。

自然な映像

子供たちの楽しそうな表情や家族の何気ない日常の瞬間を、手軽に撮れるのが魅力。

手持ちのカメラを向けると、かしこまった動きや表情になりがちですが、「HOVERAir X1 Smart」を使ったときは大違い。

空飛ぶ機体に自然と笑顔になり、目線もくれるので、子供たちにポーズをお願いする必要もありません。

綺麗な映像

軽量コンパクトな機体からは考えらないほどに、映像が綺麗。

カメラ性能のスペックは以下の通り。

項目詳細
画像最大サイズ4000 x 3000(1200万画素)
HDR:2592 x 1940(500万画素)
動画解像度2704 x 1520 @ 30fps
1920 x 1080 @ 60fps
1920 x 1080 @ 30fps(HDR)
はやお

画素数はiPhone 14と同等。動画性能では最新スマホにも使われているフルHD(1920 x 1080)を採用。

ジンバル、電子式手ブレ補正(EIS)、水平補正を組み合わせたリアルタイム手ブレ補正システムを搭載。

風力階級4(風速5.5m~7.9m)の風にも負けない安定した動画撮影ができます。

はやお

機体が風に煽られてしまって、これはダメかな…と思った撮影データも全くブレのない動画の仕上がりでした!

持ち運びしやすい

軽量コンパクトで持ち運びしやすい点も大きな魅力。

大きさは文庫本くらいで、ポケットにもサッと入れられるサイズ感。

はやお

一眼カメラやビデオカメラに比べて、「とりあえず持っていっておこうかな…」と思えるので、自然と使用頻度も上がります

ドローン免許不要

重量が100g未満(99g)なので、購入後、届いたらすぐに使用可能。

一般的なドローンと違って、免許や機体登録、リモートID機器の搭載不要で使用することができます。

一般的なドローン
(100g以上)
HOVERAir X1 Smart
99g(100g未満)
機体登録必要不要
リモートID
機器の搭載
必要不要
免許や資格条件によって必要不要
飛行計画
の届け出
必要(場合による)不要(基本的に)

2つの注意点

使える場所

「HOVERAir X1 Smart」は、多くの無人航空機(ドローン)が規制の対象になっている航空法の規制対象外。

ただ、以下の空域で飛行させることは、航空法上「航空機の飛行に影響を及ぼすおそれのある行為」として禁止されています。

  • 空港やヘリポート等の周辺に設定されている進入表面、転移表面若しくは水平表面又は延長進入表面、円錐表面若しくは外側水平表面の上空の空域 
  • 飛行場周辺の、航空機の離陸及び着陸の安全を確保するために必要なものとして国土交通大臣が告示で定める空域 
  • 緊急用務空域 
  • 地表又は水面から150m以上の高さの空域 

また、以下の場所(水面、暗い環境、高低差の大きな場所、不鮮明な地面のテクスチャ)での使用も推奨されていません。

はやお

自治体の条例により禁止されている場所もあるので事前に調べておくと安心です!

使える時間

「HOVERAir X1 Smart」のバッテリー飛行可能時間は、10分程度。

長時間撮影の場合には、予備のバックアップバッテリーがあると安心。

充電ハブを使用した場合、フル充電にかかる時間は約35分です。

最後に

ドローンはこれまでハードルが高いと思って敬遠していましたが、実際に「HOVERAir X1 Smart」を使ってみてそのイメージが一変。

操作は驚くほど簡単で、意外と使える場面も多く、持ち運びも楽々。

手軽に日常の家族のワンシーン、思い出を残すことができる素敵な商品でした。

「ドローンは難しそう…」と思っている方にも、おすすめです。

以上、「HOVERAir X1 Smart」を使って感じた7つの魅力と注意点の紹介でした。